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Honda 0シリーズ「Saloon」北米デビュー──テスラModel Sの牙城を崩せるか
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Honda 0シリーズ「Saloon」北米デビュー──テスラModel Sの牙城を崩せるか

Honda 0シリーズの量産モデル「Saloon」が2026年内に北米で正式発売。500馬力級・航続700km・新世代OS「Asimo OS」搭載。Model S / Lucid Air と並べて何が刺さるかを読む。

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#Honda#EV#Honda 0#Asimo OS#Tesla Model S

CES 2024 / 2025 で発表されてきた Honda 0シリーズ(ゼロシリーズ)の量産第1弾「Saloon」が、ついに2026年後半に北米で正式発売される見込みだ。日本市場は2027年、欧州は2028年と段階的に展開する。Honda が「次のテスラ」になれるかどうかの試金石になる。

スペックの読みどころ

リーク・特許・サプライヤー筋を総合すると、Saloon のスペックは概ね以下に着地する。

  • デュアルモーター AWD、システム出力 約500馬力
  • バッテリー容量 約105 kWh(LGエス・テック製の高密度セル)
  • 航続距離 約700 km(EPA基準で600km程度)
  • 充電 350 kW DC急速、10–80% を約20分
  • ホイールベース 2900mm、全長 5100mm のフルサイズセダン

Tesla Model S Plaid(1020馬力・航続650km)には馬力で負けるが、乗り心地・静粛性・内装の質感では完全に別物 に仕上がっているとの試乗インプレが既に複数出ている。

Asimo OS が本命

スペックよりも注目すべきは 車載 OS「Asimo OS」。Honda が独自開発した SDV(Software Defined Vehicle)プラットフォームで、Snapdragon Ride Flex SoC をベースにする。

ポイントは OTA で運転支援能力を更新できる構造。発売時はレベル2+(高速道路ハンズオフ)だが、2027年に レベル3 を北米・日本でロールアウト予定。テスラの FSD と同じ「販売後の機能進化」戦略を取る。

デザインは「攻めの保守」

「Thin, Light, and Wise」の開発思想通り、フロントマスクは黒いHミラー(H mark)を中心とした薄型の異形ライトで構成。サイドは流麗だが過度にスポーティでなく、40〜60代のエグゼクティブ層を明確に狙っている。テスラの未来感とは別の「ラグジュアリーEV」の文脈に置く戦略。

価格と販売戦略

予想MSRP は $75,000〜$95,000 のレンジ。Tesla Model S($80k〜)・Lucid Air Pure($70k〜)・Mercedes EQS($105k〜)と被るゾーンで、Honda Sensing Eliteと Asimo OS のソフトウェア体験で差別化を狙う。

販売は北米ホンダディーラー網に加え、主要都市で「0シリーズ専用フラッグシップ」を開設する計画もある。アップルストアに学んだショールーム戦略だ。

EV 市場での Honda の立ち位置

2025年までの Honda EV は、Prologue(GM共同開発)、e:Ny1(欧州・中国)と「他社の OEM ベース」「規模を出さない」状態だった。0シリーズは初めて Honda 単独開発のフルEVプラットフォームで、ここに人生賭けてる感が出ている。

リスクは2つ。1つは 米国 IRA 補助金の対象になれるか(バッテリー部品の北米調達比率)。もう1つは 中国 BYD / NIO / Xiaomi の北米/欧州進出のスピード。両方が悪く転ぶと「正攻法だけでは勝てない」展開になる。

落とし所予想

  • 初年度販売台数 35,000台前後(モデルSの50,000台ペースには届かないが、出だしとしては合格)
  • 2027年の日本発売で「プレミアム国産EV が無かった層」が動き、年間1万台程度を確保
  • Asimo OS のサードパーティ API 開放で、5年スパンで「車載アプリエコシステム」を形成できれば本物

少なくとも、ヤリスクロスEVを待たずして「Hondaが本気のEV」を見せてくれるのは嬉しい。試乗会の手配が間に合えば、現車レビューを別途出す予定。

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